「妊娠検査薬で陰性なのに、生理が来ないし高温期が続いている。」なんて言う方はいませんか。
こういう場合は病院で検査を受けた方が確実なのでしょうが、「さすがに今の段階で病院はちょっと。」と思う方もいるでしょう。
もちろん、病院に行く勇気がなければ暫くは、セルフチェックをしながら様子を見るしかありません。
・ホルモンバランスの乱れ⇒食生活や生活習慣の乱れ、精神的なストレス、体型の乱れ
・病気⇒子宮筋腫や子宮内膜症、子宮のポリープやがん、ホルモンの異常
・妊娠している場合⇒検査のタイミングが早すぎ、水分の摂り過ぎ、hcGの濃度が高すぎ、異常妊娠
では、妊娠検査薬で陰性なのに、生理が来なくて高温期が続く理由を挙げてみましょう。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。
妊娠していない場合は陰性で当たり前!生理が来ないのはホルモンバランスが乱れているから?
妊娠検査薬で陰性なのに生理が来ないし高温期が続く理由としては、まずは「妊娠していないこと」が考えられます。
妊娠検査薬は尿中の「hcG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」に反応することで、妊娠しているかどうかを判断する検査薬です。
なので、妊娠していなければhcGが増えることもないですし、陰性になるのは当たり前のことです。
妊娠検査薬が陰性になるだけでなく生理が来なくて高温期が続くなら、ホルモンバランスが乱れている可能性大です。
女性のホルモンバランスは実にデリケートなもので、「食生活や生活習慣の乱れ」「精神的なストレス」「体型の乱れ」などで乱れることがあるんです。
では、これらの生理が来ない原因について、詳しく見ていきましょう。
食生活や生活習慣の乱れ
ホルモンバランスが乱れる原因として現代人女性にもっとも多いのが、次のような妊娠検査薬で陰性!生理が来ない高温期が続くのは?です。
・甘いお菓子や炭水化物などの糖質を過剰に摂取する食事
・外食中心の食事
・生活リズムの乱れや睡眠不足
・部活動やスポーツ活動などでのハードな運動
糖質の過剰摂取や外食中心の食事は、「血糖値急上昇⇒インスリンの過剰分泌」と言う流れでホルモンバランスまで悪影響を及ぼします。
生活リズムの乱れや睡眠不足は、「睡眠ホルモン『メラトニン』の減少⇒体内時計の乱れ」と言う流れでホルモンバランスまで悪影響を及ぼします。
ハードな運動も体への負担が大きく、ホルモンバランスを乱してしまうことがあるので注意が必要です。
私たちの食生活や生活習慣などの日常的なことは、ホルモンの働きと密に関わっているので、健康的な生活は女性としての幸せを掴むためにも大切ですね。
精神的なストレス
ホルモンバランスが乱れる原因として「精神的なストレス」も、現代人女性によくありがちな原因ですよね。
働いている女性、育児中の女性、学業に励んでいる女性、どんな女性でも多少はストレスを抱えています。
もちろん、多少のストレスなら良いのですが、過度なストレスは次のようにホルモンバランスを大きく乱してしまうことがあります。
「安静時も交感神経が優位に働く(自律神経の乱れ)⇒副交感神経が上手く機能しない⇒ホルモンがコントロールできない⇒ホルモンバランスの乱れ」
自律神経の中でも安静時に優位に働く副交感神経には、ホルモンをコントロールする作用があります。
なので、自律神経が乱れて副交感神経が上手く機能しなくなると、ホルモンバランスが乱れて生理の不調が起こりやすくなります。
体型の乱れ
ホルモンバランスが乱れる原因として、意外に見落としがちなのが「体型の乱れ」です。
・痩せすぎ⇒栄養不足でホルモンが上手く機能しない
・太りすぎ⇒女性ホルモンが脂肪組織からも分泌されて過剰になる
痩せすぎ、太りすぎなど極端な体型はホルモンバランスに支障が出てしまうので、まずは下記の計算式で自分の体型を把握しましょう。
BMI指数=体重(㎏)÷{身長(m)×身長(m)}
ここで、BMI指数が18.5~25.0までの範囲内であれば普通体型、18.5未満なら痩せすぎ、25.0以上なら太りすぎに該当します。
痩せすぎや太りすぎの方はBMI指数18.5~25.0を目指して、無理なく体重管理を頑張りましょう。
陰性で生理が来ないのは病気のせいかも!考えられる病気はこれ!
妊娠検査薬で陰性なのに生理が来ないし高温期が続く理由としては、「病気」も考えられます。
具体的には、「子宮筋腫や子宮内膜症」「子宮のポリープやがん」「ホルモンの異常」などが、生理が来ない原因になることがあります。
もちろん、今までに婦人科で検診を受けていて、病気であることを知っているのであれば問題ありません。
でも、病気にかかっているのに気付かず症状を悪化させてしまうと、妊娠どころか命の危険性に繋がることもあるので注意が必要です。
では、妊娠検査薬が陰性で生理が来ない時に、考えられる病気について詳しく説明しましょう。
子宮筋腫や子宮内膜症
生理が来ない理由としてまず考えられる病気と言えば、「子宮筋腫や子宮内膜症」があります。
子宮筋腫や子宮内膜症は、次のような症状が見られる病気です。
・子宮筋腫⇒子宮筋や子宮の粘膜に良性の腫瘍ができる病気
・子宮内膜症⇒卵巣や腹膜などの子宮以外の場所に子宮内膜ができる病気
これらの病気を発症していると、激しい生理痛・生理不順・不妊症などになる場合もあります。
子宮のポリープやがん
生理が来ない理由として考えられる病気には、「子宮のポリープやがん」も挙げられます。
子宮のポリープやがんには次のような症状が見られる、子宮内膜ポリープや子宮頸がん、子宮体がんなどがあります。
・子宮内膜ポリープ⇒ホルモンの過剰分泌で子宮内膜にポリープ(腫瘍)ができる病気
・子宮頸がん⇒子宮頸部に悪性の腫瘍ができる病気
・子宮体がん⇒子宮内部に悪性の腫瘍ができる病気
これらの病気は初めのうちは自覚症状はなくても、症状が進行するにつれて不正出血が見られる場合があります。
特にがんは命の危険性に関わる病気でもあるので、早期発見かつ早期治療が重要になってきます。
ホルモンの異常
男性ホルモン過多や甲状腺機能の異常などによる「ホルモンの異常」も、生理が来ない理由として考えられる病気です。
男性ホルモン過多は男性ホルモンの割合が多くなって、男性のように声が低くなったり、体毛が濃くなったりすることがある病気です。
甲状腺機能の異常は甲状腺ホルモンの分泌が正常に行われず、新陳代謝が低下したり、生理不順や不妊症が起こりやすくなる病気です。
これらの病気は早めに治療を受けることで改善することもあるので、疑いがある場合は早めに婦人科で診てもらいましょう。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。
陰性でも妊娠していることもある?妊娠してるのに妊娠検査薬が陽性にならない理由は?
高温期が続いて生理が来ない場合でも、「妊娠検査薬が陰性なら妊娠していないだろう!」と思う方は多いでしょう。
でも、「検査のタイミングが早すぎ」「水分の摂り過ぎ」「hcGの濃度が高すぎ」「異常妊娠」などで、妊娠しているのに妊娠検査薬が陽性にならない場合もあるんです。
このような場合を考えると生理予定日1週間後までは待って、再検査を試してみると判定が変わるかも知れませんよね。
では、妊娠しているのに妊娠検査薬が陽性にならない理由について、詳しく説明しましょう。
検査のタイミングが早すぎ
妊娠しているのに妊娠検査薬が陽性にならない理由として、もっとも多いのが「検査のタイミングが早すぎ」です。
妊娠検査薬は妊娠中に分泌されるhcGの濃度が、一定以上に達すると反応する仕組みになっています。
なので、検査のタイミングが早すぎると、hcGの分泌量が少なすぎて反応しない場合があります。
妊娠検査薬に記載されている時期よりも早い時期に検査したのであれば、妊娠検査薬が使える時期まで待って再検査してみましょう。
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水分の摂り過ぎ
妊娠しているのに妊娠検査薬が陽性にならない理由として、「水分の摂り過ぎ」もよくありがちです。
水分を摂りすぎるとそれだけ尿が薄まって、hcGの濃度が薄くなるので妊娠検査薬が反応しない場合があります。
なので、水分をたっぷり摂取した後ではなく、朝起きてすぐとか水分をあまり摂取していない時間帯に妊娠検査薬を使うと良いですよ。
hcGの濃度が高すぎ
「hcGの濃度が低すぎなければ陽性になる!」と思いがちですが、実は「hcGの濃度が高すぎ」なのも妊娠しているのに妊娠検査薬が陽性にならない理由になるんです。
妊娠検査薬で反応する濃度には下限だけでなく上限もあって、上限を超える濃度のhcGだと陰性になってしまうことがあります。
例えば、多胎妊娠の場合はhcG濃度が高くなりやすく、妊娠検査薬の測定の上限を超えやすいので注意が必要です。
異常妊娠
子宮外妊娠のような「異常妊娠」も、妊娠しているのに妊娠検査薬が陽性にならない理由になります。
子宮外妊娠は通常子宮で行われるはずの妊娠が、卵管や腹膜、子宮頸管などの子宮以外の場所で行われることを言います。
このような異常妊娠が起こると通常の妊娠よりもhcGが分泌されにくく、妊娠していても妊娠検査薬が反応しにくい場合があります。
まとめ
妊娠検査薬で陰性なのに生理が来なくて高温期が続く理由を、10個まとめてみました。
・ホルモンバランスの乱れ⇒食生活や生活習慣の乱れ、精神的なストレス、体型の乱れ
・病気⇒子宮筋腫や子宮内膜症、子宮のポリープやがん、ホルモンの異常
・妊娠している場合⇒検査のタイミングが早すぎ、水分の摂り過ぎ、hcGの濃度が高すぎ、異常妊娠
まず、ホルモンバランスの乱れや病気の場合は、妊娠していなくても生理が来なかったり高温期が続いたりすることがあります。
もちろん、このような場合は妊娠していないので、妊娠検査薬が陰性になって当然です。
特に病気はこれ以上重症化させないためにも、早めに病院で診察を受けて治療を受けることをおすすめします。
それから、「検査のタイミングが早すぎ」「水分の摂り過ぎ」などの場合は、妊娠していれば再検査をした時に陽性反応が出る可能性があります。
ただ、「hcGの濃度が高すぎ」「異常妊娠」などの場合は、妊娠していても再検査で陽性が出ない可能性があるので、生理予定日1週間後をめどに診察を検討しましょう。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。