妊娠初期の肌荒れがひどい！かゆみ等はなぜなのか？？

妊娠初期に「こんなに肌荒れ酷かったっけ？」なんて、思うことはありませんか。

もしかしたら肌荒れと同時に、かゆみ等の症状が気になることもあるかも知れませんね。

実は、妊娠初期の肌荒れの原因は、

• プロゲステロンの分泌増加
• 生活習慣、食生活の乱れ

などにあって、妊娠中の体調が変化しやすい時期は、仕方がない原因ですよね。

なので、まずは肌荒れの予防として、

• 保湿性の高いスキンケア用品を使う
• 部屋の温度、湿度を正しく調整する
• 心身の疲労を溜め込まない

などの対策を試してみましょう。

それでも肌荒れが酷くなった場合、かゆみ等の症状も出てきた場合は、

• ビタミンCを意識的に摂取する
• 肌荒れ用の外用薬を使用する

などの方法で、症状の改善を目指しましょう。

今回は、妊娠初期の肌荒れについて、原因・予防策・改善法などを説明しましょう。

妊娠初期に肌荒れがひどくなるのはなぜ？かゆみの原因は何？

妊娠初期に肌荒れが酷くなったり、強いかゆみ等を感じたりなど、肌トラブルに悩まされていませんか。

妊娠前に感じなかった肌トラブルが起こると、「自分の肌って大丈夫なの？」なんて思うかも知れませんね。

でも、妊娠初期の肌荒れの原因が、

• プロゲステロンの分泌増加
• 生活習慣、食生活の乱れ

などにあることが分かれば、多少は安心するのでは？

どの原因もマタニティ生活が始まったばかりの妊娠初期なら、よくありがちな原因ですから。

妊娠初期の肌荒れの原因について、詳しく説明しましょう。

プロゲステロンの分泌増加

妊娠初期の肌荒れの原因として、まずは「プロゲステロンの分泌増加」が挙げられます。

実は、プロゲステロンは毎月の生理前にも、分泌が増える女性ホルモンなんです。

妊娠を継続させるのに大切なホルモンなのですが、

• メラニンを増やしてシミ、そばかすを増やす
• 皮脂の分泌を増やしてニキビ、吹き出物を増やす
• ターンオーバーを乱して、肌荒れを起こす

など、お肌にとっては敵なんです。

でも、元々の肌トラブルではなく「妊娠してからの肌トラブル」なら、出産を迎えるまでのお付き合い！

妊娠中にできるだけ悪化させないようにケアを頑張れば、産後の早い時期に改善できますよ。

生活習慣・食生活の乱れ

妊娠初期の肌荒れの原因と言えば、「生活習慣・食生活の乱れ」も挙げられます。

生活習慣に関しては、妊娠中の体調の変化で、

• 就寝時間になってもなかなか眠れない
• 睡眠の途中で目が覚めてしまう
• 昼夜逆転の生活になってしまう

なんて言う方も多いのでは？

でも、夜の睡眠中に分泌の増える成長ホルモンには、肌のダメージを修復する作用もあるんです。

せめて気持ちだけでも、「夜にしっかり寝るぞ！」と言う意識は大切ですよ。

それから、食生活に関しては、つわりによる体調不良で、

• 食欲不振
• 偏食
• 水分不足
• 頻繁な嘔吐

などで、栄養バランスが崩れてしまう方も多いのでは？

食事で摂取する栄養は肌の元になっているので、やはりバランスの良い食事は大切です。

とは言っても、つわりで苦しい時期って、それどころではないですよね。

こんな時ばかりは体調を優先して、食べられるものを少しずつ食べることをおススメします。

妊娠初期の肌荒れは予防できる？効果的な予防策はコレ！

妊娠初期の肌荒れはできることなら、発症する前に阻止できるに越したことはありません。

発症してから治そうと思うと、期間がかかる上にケアの難易度も高まりますから。

そこで、妊娠初期の肌荒れ予防策として、

• 保湿性の高いスキンケア用品を使う
• 部屋の温度、湿度を正しく調整する
• 心身の疲労を溜め込まない

など、身近な対策から心掛けていくと良いですよ。

では、3つの肌荒れ予防策について、詳しく紹介しましょう。

保湿性の高いスキンケア用品を使う

妊娠初期の肌荒れ予防策と言えば、まずは「保湿性の高いスキンケア用品を使うこと」です。

私たち女性が日常的に使うスキンケア用品には、

• 石鹸、洗顔料、クレンジング
• 化粧水
• 乳液
• 保湿クリーム
• 日焼け止め

などがありますよね。

これらのスキンケア用品を天然成分由来で、潤い効果のあるものにすると良いですよ。

妊婦さん向けのスキンケア用品を揃えるのも、安心して使えておススメです。

最近ではつわりの時期でも使いやすいように、匂い・刺激を抑えたものも多いですよね。

部屋の温度・湿度を正しく調整する

妊娠初期の肌荒れ予防策として、「部屋の温度・湿度を正しく調整すること」も効果的です。

肌は環境の影響を受けやすく、空気の乾燥が肌の乾燥を引き起こすことも！

肌の水分を維持するのに最適な部屋の環境は、

• 温度⇒夏は26℃か27℃前後、冬は16～17℃前後
• 湿度⇒40～60％の範囲

と言われています。

夏は若干暑くて、冬は若干寒く感じるかも知れませんが、そのうち慣れてきますよ。

心身の疲労を溜め込まない

「心身の疲労を溜め込まないこと」も、妊娠初期の肌荒れ予防に大切な対策です。

心身の疲労は重要視されないことが多いのですが、十分にお肌の敵になります。

もちろん、ちょっとした疲れ・ストレスくらいは、誰にでもあるものです。

でも、疲れ・ストレスは過剰になると、

1. 自律神経のバランスが乱れる
2. 血液の流れが悪くなる
3. 代謝が落ちる
4. 肌トラブルが悪化しやすくなる

と言う流れで、お肌に悪影響をもたらします。

• できる範囲で生活リズムを整える（就寝時間・起床時間を固定する）
• 眠い時は夜の睡眠に支障が出ない程度に昼寝する
• 外の空気を吸ったり、自分の好きなことをしたりしてリフレッシュする

こんなふうに心と体のお休みを取れば、だいぶ心身の疲労が落ち着くはずです。

既に肌荒れを発症！かゆい肌荒れを治すにはどうしたら良い？

妊娠初期の肌荒れを予防しようにも、既に肌荒れを発症している方も多いのでは？

こんな場合も予防策は続けるのですが、肌荒れを治すための改善法にも取り組んだ方が良いです。

肌荒れを治すための改善法とは、具体的に

• ビタミンCを意識的に摂取する
• 肌荒れ用の外用薬を使用する

などの方法があります。

妊娠中に発症した肌荒れは、できることなら治せるところまで治しておきたいものですよね。

妊娠初期の肌荒れ、かゆみ等を治す改善法について、詳しく紹介しましょう。

ビタミンCを意識的に摂取する

妊娠初期の肌荒れ、かゆみ等を治す改善法を言えば、まずは「ビタミンCを意識的に摂取すること」です。

ビタミンCには、

• メラニンの生成を抑制⇒シミ・そばかすを予防
• コラーゲンの生成を促進⇒肌に潤いやハリを与える
• 皮脂の分泌を抑制⇒ニキビや毛穴のトラブルを予防
• ターンオーバーを促進⇒肌のダメージを修復

などの効果があります。

妊婦さん向けのサプリの中には、ビタミンCが含まれているものも多くありますよね。

妊娠中に必要な他の栄養と一緒に、ビタミンCが含まれているサプリは、つわり中の栄養補給に便利ですよ。

肌荒れ用の外用薬を使用する

「肌荒れ用の外用薬を使用すること」も、妊娠初期の肌荒れ・かゆみ等を治すのに効果的な改善法です。

ここで、「妊娠中なのに薬？」なんて、驚く方もいるのではないでしょうか。

確かに、自己判断で市販薬を使用するのは、妊娠中は避けた方が良いです。

まずは産婦人科の担当医に確認して、薬を処方してもらうのがおススメです。

皮膚科で薬を処方してもらう場合は、念のため妊娠中であることを医師に伝えてくださいね。

まとめ

妊娠初期の肌荒れについて、原因・予防策・改善法などをまとめてみました。

• 原因⇒プロゲステロンの分泌増加、生活習慣・食生活の乱れ
• 予防策⇒保湿性の高いスキンケア用品を使う、部屋の温度・湿度を正しく調整する、心身の疲労を溜め込まない
• 改善法⇒ビタミンCを意識的に摂取する、肌荒れ用の外用薬を使用する

妊娠初期の肌荒れの原因は「妊娠中ならではの体の変化」で、どうしても避けられません。

それでも妊娠前以上の努力で、肌荒れ・かゆみ等を最小限に食い止められる場合もあります。

予防策・改善策では、スキンケアでの保湿・部屋の環境調整・生活の見直しなどがポイントとなります。

つわりが酷い時期は難しい対策ですが、まずはストレスにならない範囲で対策していくと良いですよ。