妊娠初期のつわりがなくなるのは問題なのか??

妊娠初期のつわりがなくなるのは問題なのか??

 

妊娠初期のつわりがなくなると、体調は良いのですが不安になりませんか。

 

「つわり=妊娠している証拠」とか、「つわりがなくなる=流産の可能性有り」と考えている方もいるのでは?

 

でも、結論を言ってしまうと、つわりはあくまでも1つの目安です。

 

流産には、

 

  • 進行流産⇒つわりがなくなることが多い
  • 稽留流産⇒つわりが続くことが多い

 

なんて言うふうに、種類によってつわりがどうなるかが違います。

 

それに、流産でなくても、

 

  • 安定期に近づいている
  • 体調が優れている
  • ホルモンバランスが乱れている

 

などの理由で、つわりがなくなってしまうこともあるんですよ。

 

では、妊娠初期のつわりがなくなるのは問題なのか、なぜつわりがなくなるのか、説明しましょう。

 

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赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4

つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。

【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ

計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。

 

妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、

食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。

出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。

妊娠初期のつわりがなくなると流産?つわりが続いても流産もあり得る?

 

妊娠初期のつわりがなくなる場合に、もっとも心配なことと言えば「流産の可能性」でしょう。

 

体調が良くなっても、せっかく授かった命を失うことは避けたいもの。

 

実は、流産にも種類があって、一概に「つわりがなくなる=流産」とは言えないんです。

 

  • 進行流産⇒つわりがなくなることが多い
  • 稽留流産⇒つわりが続くことが多い

 

流産の種類によって上記のような傾向もあって、つわりが続いているのに流産している場合もあるんです。

 

流産すると妊娠初期のつわりがどうなるか、流産の種類ごとに見ていきましょう。

 

進行流産⇒つわりがなくなることが多い

「流産」と聞いて多くの方が考えるのが、「進行流産」ではないでしょうか。

 

進行流産は赤ちゃんを含む子宮の中の内容物が、全て体外に排出されてしまう流産です。

 

流産になってしまった時に、

 

  • 急につわりがなくなる
  • 多量の出血(生理2日目並みの出血・3日以上続く出血)
  • 激しい下腹痛

 

などの症状が現れることが多いと言われています。

 

なぜ進行流産ではつわりがなくなるかと言うと、

 

  1. 子宮の中の内容物が体外に排出
  2. ホルモン分泌が妊娠前の状態に戻る

 

と言うような体の変化が、大きく関係していると考えられます。

 

いずれにしても先に挙げた症状に気付いた場合には、診察時間外でも病院に連絡してくださいね。

 

稽留流産⇒つわりが続くことが多い

流産には「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」と言って、子宮の中で赤ちゃんが亡くなるものもあるんです。

 

この場合は子宮の中の内容物が、体外に排出されておらず、

 

  1. 体がまだ妊娠していると錯覚
  2. 今まで通りのホルモン分泌が続く
  3. つわりも継続する

 

と言うふうに考えられます。

 

なので、流産手術を受けて子宮の中の内容物を排出すれば、つわりは自然に治まります。

 

とは言っても、稽留流産は自覚症状がないことが多く、発見が遅れてしまうことも!

 

最終的に、進行流産によくありがちな

 

  • 多量の出血
  • 激しい下腹部痛

 

などで、稽留流産に気付くケースもあります。

 

このような危険を避けるためにも、医師の指示通りきちんと妊婦健診を受けましょうね。

 

「つわりがなくなる=流産」ではない!他につわりがなくなる理由は?

 

稽留流産の症状から、「妊娠初期のつわりがなくなる=流産」ではないことがよく分かったでしょう。

 

つわりがなくなる理由は、進行流産の他に

 

  • 安定期に近づいている
  • 体調が優れている
  • ホルモンバランスが乱れている

 

など、それほど問題ない場合もあるんですよ。

 

それぞれの理由をチェックしてみれば、つわりに関する不安も解決するかも知れませんよ。

 

安定期に近づいている

流産以外でつわりがなくなる理由があるとしたら、まずは「安定期に近づいていること」です。

 

妊娠初期のつわりがゴールを迎えるのは、一般的には「妊娠12~16週くらい」と言われています。

 

この時期になると胎盤が出来上がって、体調も落ち着いてくることが多いですよ。

 

妊娠11週くらいまでのピークを過ぎたら、安定期を楽しみにして気楽に過ごしましょう。

 

体調が優れている

流産以外でつわりがなくなる理由と言えば、「体調が優れていること」も挙げられます。

 

つわりの症状って本当に人それぞれで、

 

  • 1日中気持ちが悪い
  • 日や時間帯によって気持ちが悪い

 

など、人によって体調がきついタイミングは色々なんです。

 

「いつも気持ちが悪いのに、その時だけなぜか体調が優れている。」なんて言うことも結構あります。

 

もちろん、体調がいい時でも妊娠中である限り、無理は禁物ですよ。

 

ホルモンバランスが乱れている

「ホルモンバランスが乱れていること」も、つわりがなくなる理由になりやすいです。

 

つわりの症状を引き起こしているのは、「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」と言われています。

 

このホルモンは妊娠の継続に必要なものですが、タイミングによって分泌量が変化するんです。

 

ホルモンバランスの乱れで分泌量が少ないと、つわりの症状がなくなる場合もあります。

 

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つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。

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出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。

つわりがなくなって不安な時は?こんな症状をチェックしてみよう!

 

妊娠初期のつわりがなくなって不安を感じているなら、体調をこまめに気にするようにしましょう。

 

あくまでも1つの目安でしかないのですが、

 

  • 長期的な出血、多量の出血はないか?
  • 激しいお腹の痛みはないか?

 

などは、体調面の不安を感じた時に大切なチェックポイントです。

 

産婦人科や自治体などで母親教室に参加すると、注意したい症状について資料も貰えますよね。

 

体調面の2つのチェックポイントについて、詳しく説明しましょう。

 

長期的な出血・多量の出血はない?

つわりがなくなった時に、まずチェックしたいのが「出血の有無」です。

 

  • 3日以上続く出血はないか?
  • 生理2日目並みorそれ以上の出血はないか?

 

など、長期的な出血・多量の出血はないか、チェックしてみましょう。

 

出血が何日続くかは、日数を数えればすぐ分かりますよね。

 

でも、出血量に関しては、「感覚では判断が難しい。」なんて言うこともよくあるんです。

 

こんな時は生理2日目よりも少ないか、多いかで判断しましょう。

 

それでも判断に悩んだ場合は、念のため病院に連絡して確認するのが一番です。

 

激しいお腹の痛みはない?

つわりがなくなった時、出血とセットでチェックしたいのが「腹痛の有無」です。

 

「我慢できないほどの激しい下腹部痛がある!」なんて言う時は、迷わず病院に連絡してくださいね。

 

ただ、痛みって人によって感じ方が違いますし、鈍痛とか判断に悩むような微妙な痛みもあるでしょう。

 

便秘による腸の痛み・お腹の張りを、危険な症状だと勘違いしてしまう方もいるくらいです。

 

微妙な痛みの場合は、

 

  • 長期的な出血、多量の出血がある⇒病院に連絡
  • 他に気になる症状がある⇒病院に連絡
  • どうしても心配⇒病院に連絡
  • 出血がないし、微妙な痛み以外に気になる症状はない⇒暫く様子見

 

と判断すればOKです。

 

もちろん、セルフチェックで暫く様子見だと思っても、「絶対に安心!」と言う保証はありません。

 

トラブルを早期発見するためにも、毎回の妊婦健診はちゃんと受けてくださいね。

 

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まとめ

 

妊娠初期のつわりがなくなるのは問題なのか、なぜつわりがなくなるのか、まとめてみました。

 

つわりがなくなる理由としては、

 

  • 危険な理由⇒進行流産
  • 問題ない理由⇒安定期に近づいている、体調が優れている、ホルモンバランスが乱れている

 

などがありますが、流産にはつわりが続くものもあります。

 

稽留流産の場合はつわりが続く以外に、自覚症状がなくて気付きにくいのが厄介です。

 

最終的に出血や腹痛で気付くこともあるのですが、本当ならもっと早く気付けるのがベストです。

 

稽留流産は流産手術で、子宮の中の内容物を除去する必要がありますから。

 

そこで、一刻も早く体の異常に気付くために、こまめに体調をチェックすることをおススメします。

 

  • つわりが急になくなったか?
  • 長期的な出血、多量の出血はないか?
  • 激しい下腹部痛はないか?

 

などのセルフチェックで該当するものがあれば、すぐに病院に確認を取りましょう。

 

判断に迷った場合も念のため、病院に確認してみた方が安心ですよ。

 

もちろん、セルフチェックで気づけない異常もあるので、毎回の妊婦健診をきちんと受けてくださいね。

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つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。

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妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、

食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。

出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。

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