妊娠の会社への報告は安定期に入ってから良いのか？ベストな時期は？？

仕事をしている女性が妊娠に気付いた時に、決して忘れてはならないのが職場への妊娠の報告ですよね。

妊娠の報告は安定期を迎えた後か、すぐにでもした方が無難なのか、悩んでいる妊婦さんもたくさんいるのでは？

• 目的⇒休暇や退職予定の報告、体調面の配慮のお願い
• 時期⇒安定期までが圧倒的多数
• 内容⇒今後の予定や体調面、通勤や勤務内容の希望、職場に復帰する予定

妊娠を報告する時期を悩んでいるなら、妊娠を報告する目的や内容も一緒に考慮してみてくださいね。

何のためにどんな内容を報告するのかがはっきりすれば、妊娠を報告する最適な時期も分かるはずです。

今回は、妊娠の報告はいつどんな目的で、どんな内容を伝えるべきなのか、説明しましょう。

会社への妊娠報告って必須なの？敢えて報告する目的は？

妊娠が分かった時に会社に妊娠の報告は必須なのか、特に退職を視野に入れている妊婦さんは悩むのでは？

職場によっては、マタニティハラスメントを心配する妊婦さんもいるかも知れませんね。

でも、今後どういう道を選択するかに関係なく、会社への妊娠報告は確実にしないとダメですよ。

職場に妊娠を報告するのには、大事な目的があるのですから。

どうして会社に妊娠の報告をしなければダメなのか、会社に妊娠を報告する目的を詳しく説明しましょう。

休暇や退職を知らせる

会社に妊娠を報告する大きな目的と言えば、まずは「休職や退職を知らせること」です。

妊娠中であると言うことは、予定日くらいに出産を迎える訳ですし、退職か産前産後の休暇になりますよね。

そこで、「今まであなたの担当してきたところを、どう埋め合わせれば良いのか？」と言う問題が！

職場によっては、スグに代わりの人材を確保するのが厳しい場合もあるでしょう。

引継ぎをスムーズに行うためにも、余裕を持って妊娠の報告をしておいた方が無難ですよ。

妊娠を報告する際には、

• 妊娠週数と出産予定日
• 今後の検診スケジュール
• 休暇や退職の予定

などを、上司に直接知らせておいてくださいね。

体調面を配慮してもらう

職場に妊娠を報告する目的はもう一つ、「体調面を配慮してもらうこと」です。

妊娠してからはさすがに、「今まで通り仕事を頑張る！」なんて言う訳には行かないものなんです。

• つわりで仕事が辛い
• 妊娠経過が順調でない
• 通勤時間の混雑がきつい
• 力仕事や負担のかかる仕事が不可能

比較的つわりが楽な方で妊娠経過が順調な妊婦さんでも、体に負担をかけられない点は変わりません。

今はトラブルがなくても妊娠週数を重ねるうちに、体調不良や異常が出てくるケースも十分にあり得ます。

自分の体や赤ちゃんを守るためにも、会社への妊娠報告と同時に配慮をお願いした方が安心ですよ。

妊娠報告はどのタイミングでしたら良い？どの時期に報告する人が多いの？

妊娠を報告する目的が分かったら、今度は会社への妊娠報告をいつするのか、タイミング選びですよね。

「あまりに早すぎても、無事出産を迎えられなかった時に気まずい。」

「職場に復帰するかどうか、じっくり検討してから妊娠を報告したい。」

「遅すぎても引継ぎがスムーズにできずに、迷惑をかけてしまっては不味い。」

妊娠を報告するタイミングを考える時って、こんな気持ちを視野に入れてしまうことが多いのではないでしょうか？

確かに、マイナス面を考えるのも大切ですが、スムーズな引継ぎも忘れてはダメですよ。

妊娠の報告はどの時期にするのが適切か、どの時期に報告する人が多いのか、見ていきましょう。

安定期までの報告が圧倒的多数派

会社への妊娠報告の時期として一番に多いのが、「安定期を迎えるまでの間」です。

とは言っても、この中のほとんどが、妊娠4ヶ月を迎えてから報告しています。

妊娠全期間の流産の中で、もっとも多いのが妊娠初期と言われています。

安定期になれば一気に流産率は減るので、安心して職場に妊娠を報告する方が多数です。

芸能人でも安定期に妊娠報告をする人が多数派で、「一旦話題になった後に流産！」と言うケースは少ないですよね。

なので、妊娠経過に問題ないなら安定期に入る時期を、1つの目安として考えてみてはいかがでしょうか。

妊娠3ヶ月までに報告する人も！

妊娠3ヶ月までの時期に早々と、会社への妊娠報告を済ませてしまう妊婦さんも結構いますよ。

• つわりが酷い
• 妊娠経過に問題がある

このような妊婦さんは体調面の不安を感じ始めた時に、妊娠の報告をしておいた方が安心ですよ。

職場の人に妊娠を早く知らせることで、通勤や勤務内容の配慮も早めにお願いできるかも知れませんので。

周りの配慮がある状況で勤務できるのと、そうでないのとは体への負担も全然違います。

ただ、妊娠初期は妊娠全期間の中でもっとも流産率が高い時期で、慎重に時期を選ぶ必要があります。

どんなに早くても、赤ちゃんの心拍がチェックできた後がおススメですよ。

妊娠報告はどんなふうにすればいい？報告すべき内容は？

会社への妊娠報告はどんなふうにすれば良いのか、報告する内容に困っていませんか。

こんな時はひとまず妊娠している事実だけでも、上司に知らせておくのでもOKです。

そうすれば、上司の方から必要事項を聞いてくることも多いですよ。

もちろん、今後の働き方を決めているのであれば、妊娠と一緒に報告するのも有りです。

会社への妊娠報告はどんなふうにすればいいのか、報告すべき内容を説明しましょう。

今後の予定・体調面の報告は必須！

会社への妊娠報告の内容と言えば、まずは「今後の予定・体調面」が挙げられます。

• 出産予定日はいつか
• 妊娠中はいつまで勤務が可能か
• 出産後の職場復帰を希望しているか
• 現時点で妊娠経過に問題はないか
• 体調面はどうか

産後の職場復帰についてはじっくり考えるにしても、既に分かっている情報は早めに報告しましょう。

そうすれば、仕事の引継ぎもスムーズで、職場側の負担も最小限にできます。

通勤・勤務内容の希望も伝えよう

「通勤・勤務内容の希望」があるなら、会社への妊娠報告の内容に入れておくことをおススメします。

• 通勤時の交通機関の混雑がきつい
• 体に負担のかかる業務内容がある
• 勤務時間を減らしてほしい

このようなことを職場に伝えておけば、配慮してもらえる場合もあるんです。

希望が言いにくい場合、聞いてもらえそうもない場合は、担当医に書類を作ってもらうこともできるんです。

自分の身、お腹の赤ちゃんを守れるのは、職場ではなくあなた自身です。

職場の雰囲気は気にせず、自分の体調を最優先に上司と交渉してくださいね。

職場復帰に関してはよく検討してから報告を！

特に第1子の妊娠中の場合、産後のことって考えにくいのではないでしょうか。

「産後は職場に復帰したいな」と思っていても、実際に育児を経験して辞めてしまう方もいます。

逆に、「一旦退職はしたけど、やっぱり働きたい。」なんて、産後に思い始める方もいますよ。

早い時期に職場復帰の予定を上司に伝えても、気が変わる可能性もありますよね。

ただでさえ、妊娠中で体調や気分が変化しやすい時期ですから、まずは落ち着いて考えてみてくださいね。

遅くてもいつまでに結論を出せば良いのか確認して、期限までじっくり考えるのがおススメです。

まとめ

会社への妊娠報告はいつがベスト時期か、妊娠報告の目的や内容と一緒にまとめてみました。

• 目的⇒休暇や退職の予定報告、体調面の配慮のお願い
• 時期⇒安定期までが圧倒的多数
• 内容⇒今後の予定や体調面、通勤や勤務内容の希望、職場に復帰する予定

そもそも会社にわざわざ妊娠の報告をするのには、今後の予定報告・配慮のお願いなどの目的があります。

妊娠報告を先延ばししすぎると、体に負担のかかる働き方もこのまま続いてしまいますよ。

仕事の引継ぎをスムーズに行うためにも、安定期まで直接上司に妊娠報告をしてくださいね。

妊娠報告の内容は今後の予定や体調面はもちろんのこと、配慮の希望も伝えた方が無難です。

配慮の希望は担当医に書類を書いてもらって提出するのも、説得力があって希望が通りやすくなります。

また、職場復帰に関しては期限を確認して、ゆっくり考えてから返事をするのもおススメです。

知り合いに先輩ママがいる妊婦さんは、経験者に話を聞いてみるのも良いかも知れませんね。