妊娠安定期に流産の確率は?原因や兆候は??

妊娠安定期に流産の確率は?原因や兆候は??

 

一般的には「妊娠安定期になると、流産率が一気に減る!」なんて言いますよね。

 

でも、妊娠安定期も流産率が0%でない以上は、確率・原因・兆候などが気になりませんか。

 

  • 流産率⇒15%(妊娠12週以降の流産率は20%)
  • 原因⇒子宮頸管無力症、子宮奇形、子宮の病気
  • 兆候⇒生理2日目くらいの多量の出血、規則的な強い腹痛やお腹の張り(兆候がない場合も有り)

 

実は、妊娠安定期もそれなりの流産率で、元々の子宮の形・病気が関係していることが多いんです。

 

流産が起こる前兆として、何らかの症状が起こる場合もあれば、何の症状もなく突然の流産もあります。

 

今回は、妊娠安定期の流産の確率・原因・兆候などを、順番に見ていきましょう。

 

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つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。

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計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。

 

妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、

食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。

出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。

妊娠安定期の流産の確率ってどのくらい?

 

「妊娠安定期の流産は妊娠初期よりは少ない。」なんて、よく言いますよね。

 

確かに、妊娠安定期の流産率は、妊娠初期よりも圧倒的に少なくなります。

 

でも、決して流産しない訳ではないので、妊娠安定期も引き続き注意が必要です。

 

妊娠安定期の流産率がどのくらいなのか、いつになったら安心できるのか、詳しく見ていきましょう。

 

妊娠安定期の流産率は15%

妊娠安定期の流産率は、実は全体の15%を占めているんです。

 

この数値は考え方次第で人によっては、多くも少なくも感じられるでしょう。

 

ちなみに、流産のリスクは時期に関係なく、年齢とともに高くなっていきます。

 

40歳以上の流産率が25%で4人に1人の割合になるので、どんなに健康に自信のある方でも油断は禁物ですよ。

 

妊娠安定期になって母体が安定しても、今まで通り体に負担をかけすぎないよう注意しましょう。

 

妊娠12週以降の流産率は20%

流産率は妊娠週数が進むにつれて、減っていくことは確かです。

 

でも、妊娠安定期の流産率が15%であるのに対して、妊娠12週以降の流産率は20%なんです。

 

ちなみに、流産は妊娠22週までに起こるものなので、妊娠12週以降の流産の大半が妊娠安定期と言うことになります。

 

妊娠初期よりも圧倒的に流産率が低いにしても、今まで通り負担の少ない生活を心掛けましょう。

 

妊娠安定期に流産になるのはなぜ?原因は一体?

 

「妊娠安定期でも流産になる可能性がある。」と聞いて、原因が気になっている方も多いのでは?

 

確かに、流産の原因さえ分かれば、効率的に流産の予防対策ができそうな感じがしますよね。

 

でも、体に負担をかけないよう注意して過ごしていても、残念ながら流産になってしまう場合も多いんです。

 

流産には元々の体質、子宮の形や病気も関係しているので、避けられない場合もあります。

 

妊娠安定期に流産になる原因を3つ、詳しく説明しましょう。

 

子宮頸管無力症で子宮口が開いてしまう

妊娠安定期に流産になる原因と言えば、まずは「子宮頸管無力症」が挙げられます。

 

子宮頸管は膣と子宮入り口を結ぶ管で、この管が弱くなると妊娠週数とともに子宮口が開きやすくなるんです。

 

妊娠週数とともに赤ちゃんが重くなれば、子宮口が広がりやすくなるのは当然ですね。

 

ちなみに、子宮頸管無力症になる確率は、100人に1~5人と言われています。

 

流産や早産を繰り返す方の中には、子宮頸管無力症の方が多い点も注意が必要です。

 

子宮奇形で胎児が育ちにくい

先天的に子宮の形に異常のある「子宮奇形」も、妊娠安定期に流産を引き起こす場合があります。

 

「たかが子宮の形。」と思ってしまいそうですが、子宮の形はとても大切なものですよ。

 

子宮の形が通常とは違うだけで、血液の流れが停滞する場所ができてしまうのですから。

 

こんな場所に受精卵が着床しても成長できず、このまま妊娠を継続できない場合も!

 

とは言っても、子宮奇形は普通に生活していて、スグに発見できるものではありません。

 

「流産して子宮奇形であることが分かった。」と言うふうに、妊娠して初めて気づくことが多いんです。

 

子宮奇形の診断を受けた場合は、医師とよく相談して治療方針を決めていくことになります。

 

症状の度合いや今後の妊活希望によっては、手術を勧められることもあります。

 

子宮の病気で子宮収縮が起こりやすい

絨毛膜羊膜炎・子宮筋腫などの「子宮の病気」も、流産の原因になりやすいです。

 

絨毛膜羊膜炎も子宮筋腫も子宮収縮によって、流産の危険性がある病気なので注意が必要です。

 

まず、絨毛膜羊膜炎は赤ちゃんを包む「絨毛膜」「羊膜」など、卵膜が細菌感染を起こす病気です。

 

通常はかかりにくい病気なのですが、免疫力の低下している妊娠中はどうしても細菌感染の心配が!

 

細菌性膣炎だったのが絨毛膜・羊膜にまで細菌感染して、絨毛膜羊膜炎になる場合もあります。

 

それから、子宮筋腫は子宮筋の一部に良性の腫瘍ができる病気で、25%近くの若い女性が悩まされている病気です。

 

閉経後は治まると言われている病気ですが、妊娠した時の悪影響が気になっている方も多いのでは?

 

妊娠中は腫瘍に血液が供給しにくくなり、壊死した時に激痛や子宮収縮が起こることがあります。

 

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妊娠安定期の流産に兆候はある?どんな症状があると危険?

 

妊娠安定期の流産も妊娠初期の流産と同じように、兆候が見られる場合があります。

 

妊娠初期に産婦人科や自治体の母親教室を受けた方は、受診目安の説明を受けた方が多いのでは?

 

この説明内容がまさに、流産の兆候である場合があるんです。

 

妊娠安定期の流産の兆候について3点、詳しく説明しましょう。

 

生理2日目くらいの多量の出血

妊娠安定期の流産の兆候として、「生理2日目くらいの多量の出血」が見られる場合があります。

 

妊娠初期は多少は出血が見られる場合もあるのですが、妊娠安定期に出血が起こることは少ないです。

 

本当なら少しの出血でも注意が必要で、生理2日目くらいの多量の出血は緊急事態ですよ。

 

出血に気付いた時は診察時間関係なく、スグに産婦人科に連絡してくださいね。

 

規則的な強い腹痛やお腹の張り

「規則的な強い腹痛やお腹の張り」も、妊娠安定期の流産の兆候である場合が考えられます。

 

子宮収縮が進んでいると、このような症状が起こりやすいんです。

 

ただ、初めての妊娠の方だと、「規則的な強い腹痛」「お腹の張り」の基準が分かりにくいですよね。

 

  • 規則的な強い腹痛⇒我慢できないほどの腹痛が、15分以内置きに継続している
  • お腹の張り⇒触った時にお腹がカチカチになっている、暫く安静にしていても治らない

 

上記のようなことを基準にしてみれば、緊急事態かどうかの判断がしやすいですよ。

 

お腹の張りは危険な状態だと本当に硬くて、数十分安静にしているだけでは治りません。

 

判断に悩んだ場合は出血や他の違和感も考慮しながら、病院に直接確認することをおススメします。

 

兆候がない場合もあるので注意!

妊娠安定期の流産でも稽留流産だと、兆候がない場合が多いんです。

 

稽留流産は胎児が亡くなった状態で、子宮内にとどまっているので処置が必要となります。

 

一方、子宮の内容物が全て体外に排出された完全流産の場合は、出血が軽くなる傾向にあります。

 

初めのうちは強い激痛があっても、出血が軽くなるのと同時進行で痛みも軽くなることが多いです。

 

いずれにしても妊娠安定期になってからの流産は、医師に診察してもらう必要があります。

 

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まとめ

 

妊娠安定期の流産の確率・原因・兆候などを、簡単にまとめてみました。

 

  • 流産率⇒15%(妊娠12週以降の流産率は20%)
  • 原因⇒子宮頸管無力症、子宮奇形、子宮の病気
  • 兆候⇒生理2日目くらいの多量の出血、規則的な強い腹痛やお腹の張り(兆候がない場合も有り)

 

妊娠安定期の流産の確率は、100人中15人くらいの割合で決して少なくありません。

 

しかも、流産には元々の子宮の形・病気が関係している多く、万全の対策をしても避けがたいものです。

 

それでもまずは体調が安定していることに安心せず、今まで通り体を労わりながら過ごすことです。

 

もし多量の出血や規則的な激痛、お腹の張りなど、いつもと違う症状に気付いたら早めに病院に連絡しましょう。

 

判断に迷った時は自己判断で様子見はせず、念のため病院に確認してみると安心ですよ。

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