妊娠糖尿病の診断基準が厳しい?なぜなのか?

妊娠糖尿病の診断基準が厳しい?なぜなのか?

妊娠糖尿病、診断基準、厳しい

10年くらい前から妊娠糖尿病が厳しい診断基準になって、今まで以上に妊娠糖尿病の該当者が増えたようですね。

 

もしかしたら「以前の妊娠糖尿病の診断基準なら、自分は該当しなかっただろうに。」なんて言う方も多いのではないでしょうか。

 

でも、妊娠中の健康はママだけでなく、お腹の中の赤ちゃんの健康のためにも、赤ちゃんが生まれてからの健康のためにも大切なことなんです。

 

ママが自分に厳しく体調管理ができるように、妊娠糖尿病の診断基準が厳しくなっているのでしょうね。

 

では、妊娠糖尿病の診断基準が厳しいのはなぜか、具体的な原因を挙げていきましょう。

 

スポンサードリンク

赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4

つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。

【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ

計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。

 

妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、

食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。

出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。

妊娠糖尿病の診断基準が厳しい理由!ママ側のリスクは?

妊娠糖尿病、診断基準、厳しい

妊娠糖尿病の診断基準が厳しい理由として、まずはママ側のリスクが挙げられます。

 

ママ側のリスクにはママだけの大変な症状もあれば、お腹の中の赤ちゃんに悪影響が及ぶ症状もあります。

 

具体的には、「糖尿病の合併症」「妊娠高血圧症候群」「流産や早産」「羊水過多症」などのリスクがあります。

 

では、妊娠糖尿病になった場合のママ側のリスクについて、詳しく説明しましょう。

 

糖尿病の合併症

妊娠糖尿病になった場合のママ側のリスクと言えば、次のような「糖尿病の合併症」があります。

 

・糖尿病ケトアシドーシス⇒インスリン不足で意識障害や吐き気などが起こる

・糖尿病腎症⇒腎臓の血管がダメージを受けて腎機能が低下する

・糖尿病網膜症⇒網膜の血管がダメージを受けて失明するリスクがある

・糖尿病神経障害⇒神経の異常で手足に痛みや痺れが起こる

 

これらの合併症は悪化すると体の一部を失ったり、場合によっては命を失うこともあるので注意が必要です。

 

妊娠高血圧症候群

妊娠糖尿病になった場合のママ側のリスクと言えば、次のような症状が起こる「妊娠高血圧症候群」もあります。

 

・高血圧⇒収縮期血圧が140mmHG以上、拡張期血圧が90mmHG以上

・蛋白尿⇒1日0.3g以上の蛋白が尿中に出る

 

妊娠34週までに妊娠高血圧症候群を発症すると重症化しやすいのですが、重症化すると脳出血・肝機能障害・腎機能障害・痙攣発作などが起こることがあります。

 

ママだけと思いきやお腹の中の赤ちゃんの生命にも、危険が及ぶこともあるので注意が必要です。

 

流産や早産

妊娠糖尿病になった場合のママ側のリスクと言えば、「流産や早産」も挙げられます。

 

赤ちゃんに必要な栄養や酸素は胎盤を通して届けられ、その中にママの摂取した糖分も含まれています。

 

ただ、血糖値を下げるインスリンに関しては、ママから赤ちゃんに届けられることはありません。

 

しかも、赤ちゃんには血糖値を下げる機能が備わっていないので、ママ以上に血糖値が上昇してしまいます。

 

流産や早産のリスクを最小限に抑えるためには、ママが赤ちゃんの分まで糖分の摂取量を抑えることが大切です。

 

羊水過多症

妊娠糖尿病になった場合のママ側のリスクと言えば、「羊水過多症」も挙げられます。

 

羊水過多症は何らかの異常で羊水の量が過剰になって、子宮が急激に大きくなって体重が増加する症状です。

 

大きくなった子宮が胃を圧迫して、重症化すると吐き気や嘔吐、むくみ、動悸、呼吸困難などが起こることがあります。

 

妊娠糖尿病の診断基準が厳しい理由!赤ちゃん側のリスクは?

妊娠糖尿病、診断基準、厳しい

妊娠糖尿病の診断基準が厳しい理由として、赤ちゃん側のリスクも挙げられます。

 

妊娠中の赤ちゃん側のリスクは難産の原因になることもあれば、出産さえ難しい状況になってしまうこともあります。

 

具体的には、「巨大児」「胎児の発育遅延や機能不全」「先天奇形」などのリスクがあります。

 

では、妊娠糖尿病になった場合の赤ちゃん側のリスクについて、詳しく説明しましょう。

 

巨大児

妊娠糖尿病になった場合の赤ちゃん側のリスクと言えば、まずは「巨大児」があります。

 

ママの摂取した栄養は胎盤を通して赤ちゃんに届けられるので、ママが栄養を摂りすぎると同時に赤ちゃんにも栄養が届けられすぎてしまいます。

 

この時に赤ちゃんの体内でインスリンが過剰に分泌されすぎると、脂肪細胞や臓器が大きくなって体重が増えてしまいます。

 

巨大児になると出産の際に肩が産道でつかえて、赤ちゃんの腕の神経麻痺・機能不全などの分娩障害に繋がる危険性があります。

 

胎児の発育遅延や機能不全

妊娠糖尿病になった場合の赤ちゃん側のリスクと言えば、「胎児の発育遅延や機能不全」も挙げられます。

 

胎児の発育遅延は赤ちゃんの成長が標準よりも遅いことで、機能不全は呼吸器や循環器は十分に機能しないことです。

 

妊娠糖尿病でこれらのリスクが発生する原因としては、「治療の際に血糖値を下げすぎてしまって、胎児に栄養が供給しにくくなるからではないか。」と考えられています。

 

特に機能不全に関しては赤ちゃんが上手く呼吸をできなくなって、死に至る危険性もあるので注意が必要です。

 

先天奇形

妊娠糖尿病になった場合の赤ちゃん側のリスクと言えば、「先天奇形」も挙げられます。

 

先天奇形はママが血糖値を上手く管理できていないほど発生頻度が高く、次のような確率になっています。

 

・妊娠前に治療を開始した人⇒2.1%

・妊娠して治療を開始した人⇒9%

 

妊娠して治療を開始した方が、明らかに先天奇形の発生頻度が多いですよね。

 

なので、妊娠を望んでいる方で危険因子を持っている方は、妊娠前から医師に相談して治療を受けておくと良いかも知れませんね。

 

赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4

つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。

【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ

計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。

 

妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、

食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。

出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。

妊娠糖尿病になると新生児にも合併症のリスクが!新生児の具体的なリスクとは?

妊娠糖尿病、診断基準、厳しい

妊娠糖尿病の診断基準が厳しい理由として、新生児にも合併症のリスクが及ぶことも挙げられます。

 

新生児は一般的には出産を迎えてから、生後28日未満の赤ちゃんのことを言います。

 

新生児の合併症のリスクには具体的に、「低血糖症や低カルシウム血症」「高ビリルビン血症」「多血症」「呼吸窮迫症候群」などがあります。

 

では、妊娠糖尿病になった場合の新生児のリスクについて、詳しく説明しましょう。

 

低血糖症や低カルシウム血症

妊娠糖尿病になった場合の新生児のリスクと言えば、まずは「低血糖症や低カルシウム血症」があります。

 

新生児低血糖症は体内のグリコーゲンが少なく、アミノ酸からの糖の産生も追いつかずに低血糖に陥ってしまう症状です。

 

新生児低カルシウム血症は血液中のカルシウムが少なく、上肢を中心に痙攣が起こる症状です。

 

低血糖症も低カルシウム血症も呼吸器や循環器に支障が出ることがあり、症状に合わせて治療が必要です。

 

高ビリルビン血症

妊娠糖尿病になった場合の新生児のリスクと言えば、「高ビリルビン血症」もあります。

 

新生児高ビリルビン血症はビリルビンが著しく増加して病的な黄疸が現れる症状で、悪化すると核黄疸を発症して脳性麻痺に繋がることがあります。

 

それで、ビリルビンを体外に排出して核黄疸を予防するために、光線療法や交換輸血などの治療が行われます。

 

多血症

妊娠糖尿病になった場合の新生児のリスクと言えば、「多血症」も挙げられます。

 

新生児多血症は胎児の時に届けられる血液量が多すぎて、赤血球が標準よりも多くなってしまう症状です。

 

多血症を発症している場合、基本的には血液を薄める治療を行うのですが、重症の場合には部分交換輸血を行うことがあります。

 

呼吸窮迫症候群

妊娠糖尿病になった場合の新生児のリスクと言えば、「呼吸窮迫症候群」も挙げられます。

 

新生児呼吸窮迫症候群は肺胞を膨らませる「肺サーファクタント」が不足して、呼吸が上手くできなくなる症状です。

 

呼吸窮迫症候群を発症すると多呼吸になったり、息を吸う時に胸が部分的に凹んだり、息を吐く時に唸り声が出たりすることがあります。

 

基本的には人工呼吸器や酸素投与、人工肺サーファクタント補充療法などの治療を行うのですが、酷い合併症がなければ生後数日で治る場合もあります。

 

スポンサードリンク

まとめ

妊娠糖尿病、診断基準、厳しい

妊娠糖尿病の診断基準が厳しいのはなぜか、ママ側のリスク・胎児側のリスク・新生児のリスクに分けて原因をまとめてみました。

 

・ママ側のリスク⇒糖尿病の合併症、妊娠高血圧症候群、流産や早産、羊水過多症

・胎児側のリスク⇒巨大児、発育遅延、機能不全、先天奇形

・新生児のリスク⇒低血糖症、低カルシウム血症、高ビリルビン血症、多血症、呼吸窮迫症候群

 

妊娠糖尿病を発症するとママはもちろんお腹の中の赤ちゃんにも、もっと言うと赤ちゃんが生まれてからもリスクが伴います。

 

妊娠中のママの体調管理は妊娠中だけではなく、赤ちゃんの将来にも関わる大切なことです。

 

だからこそ、妊娠糖尿病の厳しい診断基準をクリアして、素敵なマタニティ生活を迎えられると良いですね。

スポンサードリンク

赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4

つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。

【BELTA】厚生労働省推奨の葉酸サプリ

計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。

 

妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、

食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。

出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。

妊娠糖尿病カテゴリの最新記事