「妊娠検査薬が陰性なのに生理が来ない!」なんて言う時、病院に行くべきかどうか迷いませんか。
生理が来るまでに仲良くしたなら妊娠した可能性はあるでしょうし、妊娠検査薬が陰性と言うことは妊娠していない可能性も十分にありますよね。
こんな時は生理予定日を何日過ぎているかを目安に、病院に行くかどうかを考えてみるのがお勧めです。
では、今回は妊娠検査薬が陰性で生理が来ない時に、病院に行くべきなのかどうかを説明しましょう。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。
妊娠検査薬が陰性なら少し様子見を!フライング検査の可能性有り
妊娠検査薬が陰性なのに生理が来ないなら、フライング検査に原因があるのかも知れません。
早期妊娠検査薬は生理予定日当日~使えても、一般的な妊娠検査薬は生理予定日1週間後~使えるようになっています。
この時期よりも早く検査薬を使う方も多いのですが、フライング検査で正しい結果が出ないこともよくあります。
では、フライング検査で妊娠検査薬が陰性の場合、どうしたら良いのかを説明しましょう。
生理予定日1週間後に再検査しよう
そもそも、妊娠検査薬は妊娠中に分泌が増える、「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」と言うホルモンの濃度に反応するようになっています。
hCGは妊娠すると少しずつ分泌が増えるものなので、妊娠検査薬を使う時期が早すぎるとhCGの濃度が不十分で反応しないことがあります。
妊娠していれば日が経つにつれてhCGが増えていき、生理予定日から1週間以上経つと妊娠検査薬が反応するくらいの濃度になっていることが多いです。
と言う訳で、フライング検査をしてしまった方は、生理予定日1週間後に再検査をしてみましょう。
再検査で陽性⇒病院へ
生理予定日1週間後に再検査をして陽性が出ると、「過去の検査の陰性は何だったんだろう?」なんて思うかも知れません。
でも、「生理予定日前後はhCGが少なくて陰性⇒日が経つとともにhCGの分泌が増加⇒生理予定日1週間後に陽性になる」なんて言うようなことはよくあることですよ。
もちろん、陽性が出たら生理予定日1~2週間後までに、一度は病院で診察を受けてくださいね。
これくらいの時期に病院にかかっておくことには、次のようなメリットがあります。
・妊娠週数が分かっておおよその出産予定日が予想しやすい
・子宮外妊娠のような異常妊娠を早期発見しやすい
妊娠中の異常は特別なことのように思われがちですが、誰にでも少なからず可能性があるからこそ万一に備えておいた方が良いですよ。
再検査でも陰性⇒様子見
「生理予定日1週間後に再検査をしても陰性!」と言う場合には、もう少し様子を見ましょう。
ホルモンバランスが乱れていて、その月だけ生理周期が大きく乱れてしまったり、生理が来なかったりなんて言うこともあるかも知れません。
このような場合は次の生理予定日まで待っているうちに、生理が来ることもあります。
あるいは、妊娠していない可能性ばかりではなく妊娠していても、妊娠検査薬が反応するまでに通常以上に長くかかってしまう可能性もまだ捨てきれません。
生理が6日までの遅れなら正常範囲内!もし1週間以上生理が遅れたらどうする?
妊娠検査薬が陰性なのに生理が来ない場合は、「まずは病院に行かずに様子見。」が基本となります。
とは言っても、今までそれほど遅れることのなかった生理が、急に何日も来ないと不安になりませんか。
実は、生理は6日までの遅れなら正常範囲内と言われているので、生理予定日から1週間以上経っても来なかった場合に病院に行くかどうかを決めればOKです。
では、生理が1週間以上遅れた場合はどうすれば良いのか、病院に行く目安について説明しましょう。
3ヶ月以上生理なし⇒病院へ
若い女性の場合は生理周期が安定せず、「生理が1週間遅れどころか1ヶ月以上も来ない。」なんて言うことも少なくないようです。
なので、それほど心配なことがなければ、前回の生理から3ヶ月経つまでは様子見でも良いでしょう。
ただ、3ヶ月以上経っても生理がなかった場合は、次のような異常の可能性も十分に考えられます。
・無排卵や無月経
・子宮・卵巣の病気
・甲状腺の病気
子宮・卵巣・ホルモンの異常は長い間放置しておくと、不妊の原因になる場合もあるので早めに病院に行きましょう。
3ヶ月経ってなくても心配⇒病院へ
病院に行く時期に目安はあっても、「絶対この時期でなければいけない。」なんて言う時期は存在しません。
気になる症状や心配なことがある場合は、前回の生理から3ヶ月経っていなくても病院に行くことをお勧めします。
異常がない場合は早めに病院に行くことで安心できますし、異常がある場合は異常の早期発見・早期治療が可能ですよね。
病院に行く際には最終月経の開始日、生理が来ていない期間、気になる症状などをメモにしておくと良いですよ。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。
受診までの間にしておくことは?生理以外に受診の基準はない?
妊娠検査薬が陰性なのに生理が来ない場合、病院に行くまでの間に何をしておけば良いのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
こんな方は病院に行って具体的に何を診てもらいたいのか、受診の目的を明確にしておきましょう。
例えば、「妊娠していないかどうかを知りたい。」「病気にかかっていないかを知りたい。」などは、十分明確な受診目的ですよね。
受診目的がはっきりしたらもう一度、生理が来ないこと以外で気になる症状はないか、振り返ってみてメモにしておくと便利ですよ。
では、受診までの間にしておいた方が良いこと、生理以外の受診の基準などについて詳しく説明しましょう。
基礎体温を測定しよう
受診までの間にしておくことと言えば、まずは「基礎体温を測定すること」です。
基礎体温は安静時に測るのがもっとも正確で、朝の起床時に布団から出ないうちに体温を測定すると良いですよ。
基礎体温は女性の体調の変化をよく表すものなので、生理予定日が過ぎてからの基礎体温によって次のような可能性が考えられます。
・高温期が続いている⇒妊娠している可能性がある
・低温期になっている⇒これから生理が来る
但し、ホルモンバランスが乱れている場合には、高温期が続いていても妊娠していなかったり、低温期になっても生理が来なかったりすることがあります。
病院に行く時にはいつからいつまで基礎体温を測定してどんな体温になったのか、日付と体温を書いたものを医師に診てもらうと良いかも知れませんね。
生理以外に症状はない?
受診までの間にしておくことと言えば、「生理以外に症状がないかチェックすること」も大切です。
例えば、生理が来ないことと同時に、次のような症状はありませんか。
・下腹部痛(特に我慢できないほど激しい腹痛には注意!)
・おりものが異常(黄緑色のおりもの、酒粕のようなおりもの、刺激臭のあるおりものなど)
下腹部の痛みは大抵の方はすぐ気付くでしょうが、おりものの状態は慌ただしく過ごしていると気付かないかも知れませんね。
でも、生理が来ないことに気付いて受診までの間だけでも、トイレに行った時にティッシュやショーツに付いたおりものをチェックしてみると良いですよ。
まとめ
妊娠検査薬が陰性で生理が来ない時に、病院に行くべきなのかどうかをまとめてみました。
・生理予定日1週間後の再検査で陽性⇒病院へ
・生理予定日1週間後の再検査で陰性⇒様子見
6日遅れまでは正常範囲内の生理とされているので、まずは妊娠検査薬を生理予定日1週間後に使用して結果をチェックすることです。
それでも陰性で特にこれと言った心配がなければ、前回の生理開始日から3ヶ月を目安に病院で診察を受けましょう。
万一子宮・卵巣・ホルモンに異常がある場合、このまま放置していると不妊症になってしまう危険性があるので注意が必要です。
また、これから受診するかも知れないと言う方は、受診までの間に次のようなことしておくと良いですよ。
・毎朝基礎体温を測定する
・生理が来ない以外の症状をチェックする
基礎体温や気になる症状などは1日1日メモにしておき、医師に伝えられるようにしておくのがお勧めです。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。