妊娠安定期の飛行機での海外旅行、あるいは国内旅行は大丈夫なのか、もし大丈夫だとしても何か必要な準備はないか知りたいと考えている方もいるのでは?
飛行機を利用する目的は旅行以外に、「里帰り出産を予定していて、実家に帰るには飛行機が必要!」なんて言う方もいるかも知れませんね。
初めに結論を言ってしまうと、妊娠安定期の飛行機がOKかどうか、飛行機旅行での注意点やおススメなどは以下の通りです。
- 妊娠安定期の飛行機⇒医師の許可があればOK
- 注意点⇒飛行機と慣れない土地のそれぞれにリスク有り
- おススメ⇒飛行機の乗車時間が短い旅行先、病院や散策先が近い宿泊場所、サポートを頼める人と一緒の旅行
妊娠安定期に医師の許可をとって万全な準備をして旅行に出掛けても、絶対に安心と言う保証はありません。
妊娠には予期せぬ出来事が起こるリスクが付き物なので、せめて前もって旅行先の情報をリサーチして、少しでも安心な旅行を計画・実践しましょう。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。
妊娠安定期の飛行機はOK?それともNG?
妊娠中に飛行機で海外旅行や国内旅行をしても良いのか、当たり前のことながら母子の健康優先で判断する必要があります。
飛行機で海外旅行や国内旅行をするのにもっとも良い時期は、妊娠5ヶ月から妊娠7ヶ月にかけての妊娠安定期で、妊娠中期とも言われる時期です。
妊娠初期(妊娠4ヶ月まで)のうちはもっとも体がデリケートでつわりの症状を感じやすいですし、流産のリスクが高い時期でもあります。
妊娠後期(妊娠8ヶ月以降)はお腹が張りやすく疲れも溜まりやすいので、出産に備えてしっかり休んでおいた方が良い時期です。
もちろん、もっとも飛行機旅行に良いとされる妊娠安定期でさえも、妊婦さん全員が安心して飛行機旅行ができる訳ではなく、体調を考慮しつつ慎重に判断しなければなりません。
医師がOKでも慎重に自己判断を!
妊娠安定期に飛行機で海外旅行や国内旅行を考えているなら、ひとまず医師に相談してOKかどうかを聞いてみてください。
今までの妊娠経過や体調面に問題がある場合には、医師から飛行機乗車の許可が出にくいものと考えて良いでしょう。
だからと言って医師の許可が出た場合も、飛行機に乗っている間や現地に着いた時に、絶対にトラブルが起こらないとも限りません。
少しでも不安があるなら妊娠中の飛行機は潔く諦めて、出産を迎えて育児中の楽しみとして残しておくのも有りです。
里帰り出産で飛行機が必要な場合は?
妊娠中に飛行機に乗るとしたら海外旅行や国内旅行だけでなく、「里帰り出産で実家に帰る!」なんて言う方もいるのではないでしょうか。
- 里帰り時期の目安(飛行機の乗車は関係ない一般的な目安)⇒妊娠34週くらいまでに帰省
- 航空会社側のルール⇒出産予定日込み28日以内は医師の診断書が必須(出産予定日込み14日以内で医師の同伴が必須の場合も!)
今までの妊娠経過や体調に特に問題ない場合は、妊娠34週くらいまでに帰省すれば、医師の診断書も医師の同伴も必要なさそうです。
一方、今までの妊娠経過や体調面で問題がある場合は、医師から許可が出ないかったり、目安時期よりも早めに帰省するように勧められる可能性があります。
どちらにしても安心して出産を迎えられるように、早めに出産の希望を医師に伝えて準備を整えておきましょう。
妊娠中の飛行機に注意が必要なのはなぜ?

「妊娠は病気ではないし、ましてや妊娠の中でもっとも体調が安定する妊娠安定期なのだから、飛行機で海外旅行や国内旅行に出掛けても心配ないのでは?」なんて思っていませんか。
でも、妊娠は安定期と言えども体調が変化しやすい上に、お腹の中の赤ちゃんの安全まで考えなければならないんです。
飛行機での海外旅行や国内旅行には、飛行機特有の体調不良のリスクもあれば、現地特有の病気のリスクもあります。
どちらのリスクも妊娠していなくても起こり得るものなので、妊娠中は通常以上に気を付ける必要があります。
飛行機特有の体調不良のリスク
妊娠安定期で飛行機で海外旅行や国内旅行をする時に、まず注意が必要なのが「飛行機特有の体調不良のリスク」です。
飛行機に乗るとエコノミークラス症候群を発症しやすくなることはよく知られていますが、体調が不安定な妊娠中は通常以上にエコノミークラス症候群を発症する危険性があります。
対策としては数十分置きに席を立ったり、軽く下半身のストレッチやエクササイズをしたりして、下半身を中心に血行を促す活動がお勧めです。
水分補給をこまめにすることもエコノミークラス症候群の対策になるので、席を指定できるならトイレの近くにしてもらうと安心ですよ。
現地特有の病気のリスク
妊娠安定期で飛行機で海外旅行や国内旅行をする時に、注意が必要なことと言えば「現地特有の病気のリスク」もありますよね。
特に海外旅行の場合は日本とは環境がだいぶ変わりますし、現地の食べ物で当たってしまったり、現地で流行している病気にかかってしまう危険性も。
どうしてもその旅行先にしたいのであれば、現地の食べ物や流行中の病気などはある程度勉強して、対策を考えてから出掛けるべきです。
もちろん、国内旅行でも絶対に安心と言う保証はないので、万一のトラブルを想定して旅行計画を練った方が良いですよ。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。
妊娠安定期に安心して飛行機旅行を楽しむには?
妊娠安定期に安心して飛行機で海外旅行や国内旅行を楽しむためには、旅行先や宿泊場所、付添人などは大きなポイントとなります。
飛行機の乗車時間はできるだけ短い方が良いに決まってますし、宿泊場所も病院や散策先が近いと便利で言うこと無しですよね。
付添人に関しても気軽に荷物の持ち運び、体調が悪くなった時のサポートなどをお願いできる人がいると心強いと思いませんか。
旅行の計画や準備にやり過ぎはないので、万一の事態に備えて最大限の準備を心掛けることをお勧めします。
飛行機の乗車時間が短い旅行先を選択する
妊娠安定期に飛行機で海外旅行や国内旅行をするなら、乗車時間が長い場所よりも短い場所の方が良いに決まっています。
飛行機に乗っている時間が少なければ、その分宿泊場所でゆったり休みながら散策を楽しむことも可能ですよね。
飛行機にいる間はシートベルトを着用しなければいけないので、お腹を締め付け過ぎないように膝掛けでカバーしてシートベルトをするのがお勧めです。
病院や散策先が近い宿泊場所を選択する
妊娠安定期に飛行機で海外旅行や国内旅行をするなら、病院や散策先が近い宿泊場所を選択するのも安心です。
とは言っても、宿泊場所ってそう都合が良く見つかるものではなく、近くに病院や散策先がない場所にある場合も多いですよね。
こんな時は旅行前に宿泊場所にもっとも近い病院、散策先にもっとも近い病院をいくつか探しておくと良いですよ。
サポートを頼める人と一緒に旅行する
妊娠安定期に飛行機で海外旅行や国内旅行をするなら、知らない土地や慣れない土地ほど一人旅はお勧めしません。
旦那さんや両親、兄弟、その他の親戚、友人、知人など、身近で気軽にサポートをお願いできる人に同行してもらうと良いですよ。
安心できる相手に同行してもらえば重い荷物を持ってもらえますし、現地でトラブルがあっても落ち着いて対応しやすいですよね。
まとめ

妊娠安定期に飛行機で海外旅行や国内旅行に出掛けてもOKかどうか、飛行機旅行での注意点やおススメなどをまとめてみました。
- 妊娠安定期の飛行機⇒医師の許可があればOK
- 注意点⇒飛行機と慣れない土地のそれぞれにリスク有り
- おススメ⇒飛行機の乗車時間が短い旅行先、病院や散策先が近い宿泊場所、サポートを頼める人と一緒の旅行
妊娠安定期の飛行機には医師の許可が必要なのですが、医師が許可してくれるかどうかは今までの妊娠経過や体調などによります。
もし里帰り出産を希望していて飛行機を利用しなければならないのであれば、妊娠が発覚して健診を受ける病院が決まったらすぐに医師に相談しておくのが無難です。
医師から飛行機での旅行を許可された場合は、乗車時間が短い旅行先、病院や散策先が近い宿泊場所など、できるだけ楽な旅行を計画しましょう。
あとは旅行先や宿泊場所などが決まってから、飛行機と現地のそれぞれのリスクを調査して、最大限のトラブル対策ができると良いですね。
赤ちゃんの障害リスクを最小限に抑えるためには妊娠4週、
つまり妊娠に気付いたらすぐにでも葉酸サプリを使用した方が良いです。
計画妊娠で今現在妊活中の方は妊娠4週に間に合うように、今すぐにでも葉酸サプリの使用を始めた方が良いです。
妊活中も妊娠中と同じように1日400µgの葉酸の摂取が推奨されているので、
食生活を見直しながらサプリを取り入れて1日の目安摂取量をクリアできると良いですね。
出産後は多くの方が葉酸サプリの使用を止めてしまうのですが、授乳育児の方は卒乳まで葉酸サプリを続けましょう。